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エアコンの寿命の目安とは?買い替え時期の見極めー3つのポイント

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エアコンの不具合は突然やって来ます。 しかし使用年数によっては、修理か買い替えるか微妙だという事もあるでしょう。

修理するか買い替えするかを迷った場合、判断の基準になるものの1つがエアコンの寿命です。ではエアコンの寿命目安とはどのくらいなのでしょうか?

大手エアコンメーカーの、コールセンターで勤務していた筆者がご説明します。

エアコンの寿命は10年?

結論から言うと、10年前後がエアコンの寿命の目安だと言えます。

ただし、寿命に関してメーカー側もはっきりしたことは公開していません。では寿命の目安が10年だと言えるのはなぜでしょうか?

どうしてかと言うと、メーカーが部品を保有している期間が製造から10年間だからです。10年を目安に部品を製造しなくなり、在庫のみの供給となるのです。

もちろん10年以上使用しているエアコンだからと言って、全く修理ができないというわけではありません。

修理に必要な部品の在庫があれば修理は可能です。

修理か買い替えか迷った時のための3つのポイント

1.故障箇所

エアコンの修理費用ですが、故障箇所によってかなり異なってきます。

電気系統の不具合であれば数万円で済むと思われますが、冷媒系統の不具合だと6〜10万円前後と高額な修理費がかかるでしょう。

この様な場合は、寿命ではないと思えても新しく買い替えた方が良いかもしれません。

故障箇所や修理費用は、症状などからある程度想定できます。メーカーのコールセンター等で相談してみる事もできるでしょう。

とはいえ正確なことは実際に点検してみないと分からない、というのが正直なところです。やはり一度はプロに点検してもらうことをお勧めします。

2.使用年数

既にご説明したように、エアコンを使った年数を目安に修理か買い替えかを判断できます。

やはり10年近く、もしくはそれ以上使ったエアコンについては、寿命の目安となる期間が来ていると言えるでしょう。その場合は買い替えをおすすめします。

では使用期間が5,6年、いわゆる寿命まではまだ年数がありそうという場合はいかがでしょうか?
この場合、量販店などの長期保証に加入している場合を除き、修理は全額自己負担になります。

おすすめなのは、実際に出張点検を申し込み、修理の見積りを出してもらってから修理か買い替えかを検討することです。

ただし、通常修理の見積もりには出張点検費が発生します。今では費用を抑えるためにネットなどである程度の故障診断もできますが、どうなのでしょうか?

オンラインでの故障診断はあくまでも参考程度です。実際に見てみないと、はっきりした原因は分からないというのが現状です。

実際寿命が来ていないのに、もう使えないと誤って判断してしまうことあるでしょう。また、エアコンの買い替えはもちろん、処分するのにも費用がかかります。

それで多少費用はかかりますが、最終的にはプロにしっかり点検してもらうことをおすすめします。

ちなみにメーカーに直接点検を依頼する場合の出張費と点検費は合わせて、最低でも7000円前後からだと思っておくと良いでしょう。

3.保証期間内かどうか

通常、エアコンのメーカーの保証期間は1年間です。ただし、冷媒系統の保証期間は5年間と長めです。(冷媒系統のメーカー保証が適用されるかどうかは、実際に点検してみないと分かりません)

加えて量販店などの長期保証に加入している期間内に故障したのであれば、ほとんどの方が修理を選択されるでしょう。

もし保証期間外であるならば、既に書いた様な「故障箇所」や「使用年数」を目安にして、修理か買い替えかを判断できるでしょう。

エアコンは高価な物ですし、修理するにしても安くはありません。できれば長期保証に加入することをお勧めします。

またエアコン自体、寿命一杯まで長く使いたい物なので、機種によって可能ならば5年保証ではなく、10年保証に加入しておくのが良いかもしれません。

なぜかというと、エアコンの修理を依頼される方は既に5、6年使用しているというケースが比較的多かったからです。つまり、エアコンは5、6年使用した辺りから不具合が出る可能性が高くなっていく傾向にあるという事です。

残念ながら5年保証が切れた頃にエアコンの不具合が出始め、修理費が自腹になってしまったというケースを沢山見てきました。

特にリビングなどで使っているエアコンは、頻繁に使用し不具合が出やすい傾向にある為、10年保証に加入される事を強くお勧めします。

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まとめ

修理か買い換えるか迷った時は、10年前後がエアコンの寿命の目安だと考えると良いでしょう。

どうしてかと言うと、メーカーが部品を保有している期間が製造から約10年間だからです。修理に部品が必要な場合、部品が無ければもちろん修理ができません。

では修理か買い替えか迷った場合は、3つのポイント:故障箇所、使用年数、そして修理の保証期間内かどうかを目安にできるでしょう。

また故障箇所を特定すると、修理にかかる費用がある程度分かります。

さらに寿命が来ているエアコンについては、積極的に買い替えを検討することができるでしょう。5、6年使用したという場合なら、修理にかかる費用を考えてから修理か買い替えかを決定することができます。

もちろん保証期間内に不具合が出たというのなら、とりあえずは修理を検討できるでしょう。

修理か買い替えかを迷った場合、目安にしていただければうれしいです。