独学で英語をマスターしたい、私もその一人です。
私が独学で英語をマスターできた秘訣の1つは、良いテキストを選び、あきらめずに勉強を続けることでした。
では、失敗しないテキスト選びについてお伝えします。
私は2つの簡単なチェックポイントがあると思っています。
1つ目は、飽きないこと、
2つ目は、自分の目的に合ったもの
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ポイント1:飽きないテキストを選ぶ‐なぜ?
独学で英語を学習する上で大切なのは「継続性」です。
例えば1週間に1日だけ、1度に3時間勉強するよりも、1日10分を毎日続けるほうがよいとされています。
筋トレや、スポーツでもそうですよね。
あのイチロー選手も高校生の時に、普段の練習に加えて、毎日10分の素振りを欠かさなかった、と言われています。
英語もスポーツと同じで、1日や2日でマスターできません。
根気よく続けていく必要があります。
独学で英語をマスターする為にも、飽きないテキスト選びはとても大切だと言えるでしょう。
もしテキストに飽きてしまったなら、続けるのが難しくなってしまいます。
多くの方はこれが原因で諦めてしまいます。
私もそうでした...。
そして色々なテキストに手を広げるより、1冊か数冊に絞って徹底的に勉強するほうがいいでしょう。
一度読み終わっても、また最初から何度も勉強します。
これは特に文法書を読む時に有効です。
そのうちに英単語や文法が身についていくのが実感できると思います。
外国語は一度見たり聞いたりしても、なかなかマスターできません。
でも繰り返し触れること、話すことで無理なく身に付いていきます。
そういうわけで、独学で英語を習得する為に、飽きないテキストを毎日繰り返し勉強する事が大切なのです。
続けているうちに、独学で英語をマスターするのは無理じゃない、という実感が湧いてくるでしょう。
ポイント2:自分の目的に合ったテキストを選ぼう
これを読んでくださっている皆さんは、独学で英語を習得したいと思っている方です。
では皆さんが英語を勉強する目的は何でしょうか?
もし英語学習の目的が、TOEICなどのテスト対策なら、その目的に合ったテキストが必要です。
一度の旅行が目的なら、「旅行のための英会話フレーズ...選」というような本は効果的でしょう。
私の場合は、目的が海外の友人と無理なくコミュニケーションを取り、海外で生活できるようになることでした。
ではその為にどんなテキストを選べばいいでしょうか?
私の場合はまず、文法の基礎と発音の基礎を学べる教材、テキストが必要でした。
なぜそう思ったかというと、単語や会話表現は、現地でしか身に付かないだろうと思ったからです。
でも文法の基礎や発音の基礎を押さえておけば、知らない単語や表現に出会った時にも、無理なく応用が利くと思いました。
例えば、レストランの会計の時、英語では何と言うでしょうか?
私は学校で「Check Please」と習いました。
でもイギリス英語に近いと言われる南アフリカでは、「Can I have the bill?」と言います。
この「bill」という単語は現地で初めて知りました。
でも「Can I have...」という文法は知っていたので、応用が利いてすぐに使えるようになったわけです。
発音に関しては特に勉強しませんでしたが、発音記号は大体読めるようにしておきました。
これは知らない単語に出会ったときに役立ちました。
英会話教材には、「...のための」というような、学習の目的に合わせた表題の本も多いです。
是非自分の目的に合ったテキストを選びましょう。
良いテキストとは?
ポイントは2つと言いましたが、本当はもっとたくさんあります。
ではなぜ2つだけしか挙げていないかというと、英語のマスターは教材(テキスト)にあまり左右されないと考えているからです。
表題と少し矛盾しているかもしれませんが。
最近はイラストや解説が充実している本も多く、読みやすいテキストは本当にたくさんあります。
大抵は専門家の先生方が著しているので、内容も素晴らしいものです。
しかしやはり、読んだことを実践するかどうかは、私たち次第です。
繰り返しになりますが、カギは「継続性」です。
飽きずに勉強できて、自分に合って楽しく勉強を続けられるのなら、それが私たちにとって良いテキストだと思います。
後になって英語をマスターした時に、「自分はこれで勉強した」と勧められるものになる訳です。
これは私の失敗談ですが、過去に英語をマスターしようとして、何冊かテキストを買いました。
友人からも何冊かもらいました。
でも結局、読まずじまいでした。
今は実家のトイレに置いてあった、数10年前のものと思われる、ハンドブックサイズの英会話フレーズ集を愛読しています。
恐らく母親が暇つぶしに買ったものだと思われます。
見栄えは最近の本ほど良くなく、イラストも凝ったものではありません。
しかしこれがなかなか良い本で、単語や文法の表現は無駄がなく、使えるものばかりです。
書き込める欄も豊富です。
自分に合った本ってあるんだなあ、と実感しています。
自分に合ったテキストの選び方とは?
最近はインターネットで、売れている英語テキストをすぐに調べられます。
大抵はランキングなどで比較できます。
レビューや口コミなども参考にできるでしょう。
口コミの年齢や、会社員などの立場を見て、どういう人にとって良いテキストだったかを調べます。
書店でも人気の本は目につく所に置いてあり、手に取って見ることもできます。
生の発音に触れるために、CDなどの音源付きのものはおすすめです。
最近は出版社のサイトから、講義などの音源をダウンロードできる本もあります。
是非チェックしてみましょう。
私は時々古本屋やリサイクルショップへ行くのですが、新品同然の本が格安で売っていることがあります。
先日も定価2,000円弱の本を、200円程で買えました。
書店では、中学校で習う英語の復習のようなテキストをよく見かけます。
こうしたシンプルな内容で、無理なく勉強できる本はおすすめです。
英語の文法の「なぜ」という疑問に答えている場合が多いからです。
このようなテキストは、本格的に勉強する前のウォーミングアップとして使えます。
また英語の学習には、「インプット」と「アウトプット」が必要です。
それでテキストに書き込める欄がある本はおすすめです。
「書く」ことでアウトプットができ、記憶に残りやすくなるからです。
私は繰り返し勉強するために、テキストへの書き込みは、鉛筆など、消せるものを使っています。
まとめ
良い英語のテキストは、自分にピッタリ合った、履き込んだお気に入りの靴のようなものです。
高価でなくても、ブランド品でなくても、ちゃんとフィットして毎日使いたいと思うようなものであるべきです。
実用的で、目的に合ったものが良いのです。
独学で英語を習得したい方は、テキストも長く続けられる自分に合ったものを選びましょう。
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