コラムー英語の独学という表現について
「英語を独学で」これはよく聞く言葉です。
「留学もしてないのに独学で英語を話せるなんて自分には無理」なんて言ったりします。
しかしどこまでを「独学」というか、人によって多少考え方が違います。
結論から言うと、 完全に「独りで」言語を習得することは無理です。
独学とは一体何なのか?あなたはどう思いますか?
英語学習における独学とは?
独学とは何でしょうか?
「師についたり学校に通ったりせずに、一人で勉強すること」
ー引用元:スーパー大辞林ー
これが独学の定義です。
私もそう考えていますし、皆さんもそうだと思います。
この定義からすると、留学したりせずに英語をマスターした人は、独学で英語を習得した人、と言えると思います。
しかし私たちのほとんどが、学校で英語を数年間勉強しました。
「師」について勉強した経験があるわけです。
義務教育で英語の基礎を学んだ以上、独学で学んだと言える人はいない、という意見もあります。
ではラジオで勉強した人は?
英会話教室に数か月だけ通った人は?
人によって意見が分かれるかもしれません。
皆さんはどう思いますか?
完全に独りで学ぶことが独学ではない?
私は中国語をマスターした経験があります。
ラジオや本を買って自分で勉強しました。
でもやはり、発音や文法はネイティブの友人に直してもらいましたし、分からないことは教えてもらいました。
私にとってそれらの友人は「師」でしたし、いろいろな体験はすべて自力でできたわけではありません。
自分では「中国語は独学で習得しました」と言っています。
しかし100パーセント独学かと言えば、そうとも言えないかもしれません。
完全に「独りで」言語を習得することは無理だからです。
言語とはコミュニケーションの手段で、コミュニケーションには相手が要るからです。
英語を習得するのに、独学かどうかに、あまりこだわる必要はないと思います。
自分のできる範囲内で、効率よく、また楽しく学べる方法を探せばいいと思います。
それが人によっては、結果的に「留学」か、「独学」かどうかの話ではないでしょうか。
私も留学したい気持ちはありますが、経済的、時間的に無理なので独学を選びました。
まとめ
完全に「独りで」言語を習得することは無理です。
英語を勉強するに当たって、利用できるサービスや教材は増え続けています。
何が「独学」かは個人で決めるとして、スキルアップの為に、これらを利用しない手はありません。
使える手段はできるだけ使って、目的を達成しましょう!
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